ワードはともだち

ICT支援員さんのはてなブログ

【ICT】ICT支援員の給料と授業支援

f:id:kajidaisuke:20200329170717j:plain

ICT支援員の給料と授業支援

教員免許を持たないICT支援員が授業をしていいのか?

答えはNo!

ICT支援員による授業支援とは、あくまでメインの教員がいる授業に対して、ICTのサポートを行うこと!

とは言うものの、プログラミング教育などの影響により、ICT支援員による授業支援への要望が変わってきているのでは?

これからのICT支援員が授業を代行(授業に介入)したり、教員の授業に意見できるほどの教育スキルを持つ必要があるのかどうか?

ここまでが去年の疑問でした!


現在私はあまり授業支援には関わってはいませんが、他の方のブログを見るに、積極的に授業に入るICT支援員さんもいるようです!

どうしてここまで違うのか?

今回は、ICT支援員のお給料からも考察してみます!!


①ICT支援員の給料と仕事姿勢

3月になり、ICT支援員の求人募集をながめていました。

・時給1、050円のアルバイト。
・月給20万の契約社員
・それ以上の正社員(企業に雇用される)

同じICT支援員といえど、これだけ差があるんですよね!

正社員、つまりは企業に雇用されている場合、契約を続けるために「学校にICT支援員は必要です」という説明責任まで果たさなければいけないのですね。

だからこそ学校に対して積極的に提案を行い、たとえ授業代行(大幅な授業介入)をまかされたとしても望むところなのでしょう。

私は自治体(教育委員会)による契約社員です。

一定の説明責任はあるものの、教育委員会に属していることにより、「授業にしても校務にしても、メインで行うのは教員」というICT支援員としての原則ルールが強いのです。

アルバイトに近い立場から言えば、仕事が少ないことに越したことはありませんので、わざわざ自分から声をあげて授業支援する必要がないかもしれません。


②教員の本音

授業支援について比較検討できそうな仕事に、小学校のALT(Assistant Language Teacher)があります。

ALTも「先生」とはいうものの教員免許は必要なく、メインで授業する資格がありません。

あくまで担任や外国語担当の教員とともに、授業支援を行う立場です。


担任の本音として言えば、「自分の代わりに英語の授業してもらっても全然かまわない!」はずです。

その間に丸つけしたり、次の授業の準備をするなど。。。いくらでもやることはありますから。


しかし、令和2年度から小学校5・6年の外国語教育は「教科」となり、児童へ成績をつけることとなりました。

児童の成績について、ALTに責任を持たせることは難しいので、やはり担任や外国語担当とともに受け持つことになっています。


③ICT支援員を使う側の本音

プログラミング教育や「一人一台」の影響により、ICT支援員による授業支援への需要は高まっています!

教員の本音としては、ICT支援員にまかせてしまいたい気持ちもあるでしょう。


たくさんお給料をもらっているICT支援員は、この機会を逃さず、どんどん授業実践をして、プログラミング教育研修を企画していければよいのだと思います!

ただ一方で、安い給料のままでゆっくりとICT支援員への要望が増やされていくのはちょっと違うのではないかと思うのです!

ICT支援員の価値を認めて、そこにきちんとお金をかけてくれるという方向性が一番望ましいのですが、残念ながら日本はICT支援員がどうというよりも、教育そのものにお金をかけない国です。


ICT支援員の募集時には「資格はいりません、だから時給もそんなものですよ」としながら、「できたらプログラミングも詳しくて、授業も代行できるぐらいにがんばっちゃってくれたら嬉しいなぁ」というのがICT支援員を使う側(国、自治体、企業)の本音なのです。

まとめ

ICT支援員による授業支援は、ICTと教育の2つものスキルを使います。

授業支援をしてはいけないわけではありません。
「1人1台」のこれからは、むしろICT支援員がスキルを上げて授業支援をしたほうがよいと思います。
その代わり、それに見合う「ICT支援員のきちんとした待遇を意識していきませんか?」ということが言いたいのです。


若いICT支援員さんは、たとえお給料が安くても、子どもたちに「先生」と慕われ、教員に感謝されるのも嬉しいかもしれません。
ただ、そこでスキルを身につけたなら、ぜひ新しいステップと正当な報酬を目指すようにしていってほしいと思います!

このことが遠回りですが、ICT支援員全体のお給料と、ひいては授業支援の質の向上につながるような気がします。

まず私たちICT支援員自身が、ICT支援員の価値を認めていきましょう!


以上です!

お読みいただきありがとうございます!

  • #プログラミング教育
  • #教育のICT活用
  • #ICT支援員
  • #授業支援